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ロボコン交流BLOG

TRCKロボコン協同学習のためのBLOG
2008-12-06
関東大会最高に楽しめました!授業の様子
報告が遅くなりました。みなさんの応援のおかげで谷田部東中のロボロボ2008は関東大会A1部門第3位となりました。手代木中の小太郎セカンドも決勝トーナメントに進出し大健闘でした。谷田部東中は今回がロボコン関東大会進出3回目です。今までの中では一番良い結果です。会場は,新潟県の田上町立体育館。谷田部東中は新幹線でむかいました。燕三条駅の近くに前泊です。ロボロボ2008はそのコンパクトさを生かして,簡単な分解処理をほどこすと,手持ちのケースにすっぽり収まってしまいます。県南や県大会でも感じましたが,最初のうちは,周囲の人達は強いロボットとは見てくれず弱そうに見えるようです。


試合会場について,まず最初にすることは,出場するロボットを見て歩くことです。デジカメをもってそれぞれのチームに許可をとりながら撮影してまわった結果わかったこと,この大会には,ロボロボ2008のようにボールを落とす性能を研ぎ澄ましたロボットは参加していませんでした。多かったのはクシでそろえて運び順番においていき,最後に相手のボールをいくつか落とすタイプがほとんどでした。みなあまりボールを落とすことまではよく考えていないことがわかりました。
 

ロボロボ2008の戦略は,得意の機動性を生かして,最初にできるだけ短時間に空き缶3缶を確実にいれ,ボールを数球入れる間に,マグネットアームをクルクルホイールに入れ替え,相手がほぼボールをほぼ置き終わった時に全てボールを落とし,最後に再度得点をしにいくというものです。基本戦略には3パターンあってそのうちどのパターンで試合に臨むのかを相手をよく観察して見極めます。

チーム4人で仕事を分担しあい,タイマー読み上げ担当,試合時間把握担当,荷物管理担当,相手の動きをみて戦略を判断する担当,純粋な操作担当にわかれていました。ここまで分業するとあとは,彼らの手で試合はどんどん進みます。私は,ビデオをまわして彼らの動きを見ているうちに,予選トーナメントは何の問題もなく勝ち進みとはいってもロボロボ2008の試合は常に微差です。決勝トーナメントの2回戦では同じ茨城の岩瀬西中機械開発部と1点差の好ゲームを展開,準決勝でついに県大会で圧倒的に負けた同じ茨城の岩瀬東中のウインドンズと対戦し同点!でもボールエリアから出ていたボールの数が足りず決勝進出はなりませんでした。あとからよく考えると,もし勝っていたら全国大会進出だったんですよね。それにしても茨城勢は強い,A1ではベスト8中,4チームは茨城のチームだったんですよ。
 

試合直後,操作担当者が,「先生コントローラーが折れました・・・」見ると確かにコントローラーがおれています。ウインドンズとの試合のさなか,最後の10秒ほどで動きが鈍かったように感じたのは,ここに原因がありました。彼としては無念さが残ると話していましたが,指導者の私としては,本当に県大会で審査員ご褒美にもらった関東大会で,ここまで試合ができたことを嬉しく思います。十分すぎるくらい楽しめた関東大会でした。


コントローラーが折れたぐらいでと思うかもしれませんが,これがロボロボ2008には致命傷です。なぜなら操作担当者曰く,モーハンもち(モンスターハンターというゲームで必要なコントローラーの持ち方で,4つのスイッチに同時にそれぞれ指をかけ4つのスイッチを同時に操作する)が突然できなくなってしまったのだそうです。いやはやそこまでとは私も知りませんでした。駅まで帰るタクシーの中でその事実が判明し,大会前日にPSPを持って行こうと画策していたのも,本当にロボット操作の練習のためだったのかもしれませんね。

大会でもらってきた賞状には,「テクニカル賞」と書かれていました。そうなんです。ロボロボ2008は操作技能の熟練が必要なロボットだったのです。操作担当者は,乗り物酔いしやすい体質らしく,行きの新幹線でカーブで遠心力がかかり,重力との合力が斜め下方向になる時に新幹線が斜めに傾いているのに,窓の外の景色が傾いていないことに敏感に反応していました。タクシーでも前を向いて決して横を向くなとみなから言われ続け会場入りしていたのです。優れた感覚をもっている操縦者がいたからこその関東大会第3位だったのだと思います。

残念なのは,彼らの試合に密着取材していた私は,優勝した逆襲のアナコンダがどんなロボットだったのか全く知らないということでしょうか。その動きをみてみたかった。あのウインドンズを破ったロボットのアイディアを知りたかった・・・。
 

「プリントに新幹線の型番まで書いてあったのは先生の趣味ですか?」と聞かれたのですが,確かに帰りは「E4系のMAXとき」(2階だての新幹線)にして大正解でした。行きに乗った「200系とき」よりも,モーターからの振動が直接聞こえず乗り心地も滑らかです。新幹線に乗っただけでも技術に関わるいろんなことが実感してしまう。ロボコンフリーク達でした。そして新幹線の車内で1人の生徒が駅弁にアイディアを発見していました。
  

ちょっと角を折るだけのアイディアで確実に固定することができます。そういえば授業でも1年生からやったっけと話しながら,今では知的財産的視点をすっかり自分のものにしている彼らを私は発見したように思いました。教師ってこれだからやめられないんですね。

ロボロボ2008のメンバーはこのロボコンBLOGを見たいろいろな先生方に声をかけられて,自分たちが認められたという実感がすごく嬉しかった
ようです。A1で1位になったチームからは,「あのチームとはあたりたくない」というつぶやきが聞こえてきたようでにんまりしてしまう彼らでした。敗れたウインドンズがアームの先端にクルクルホイールをつけてくれたのもすごくうれしかったようです。

全てを公開して,関東大会第3位,素晴らしいと思います。もちろん,一番すごいのは順位ではなくて,彼らの学びです。ロボロボ2008はボールを機体に取り込んだり,つかんだりいっさいしません。缶さえマグネットです。この割り切りができたことと,そしてボールを落とす性能をとことんまで磨き無駄をそぎ落とし機動性を身につけたことがよかったですね。

そうそう,書き忘れていましたが,ロボロボ2008のロボコン報告書は既にかなり書き進められています。やはり技術開発力のあるチームは,ロボコン報告書のポイントもしっかりしています。きっと私が指示しなくてもあっという間に報告書が完成してしまうでしょう。


そういえば,関東大会では途中からTRCK製タイマーが登場,決勝トーナメントが県南大会のペースでできたのも嬉しかったです。タイマーのメニュー画面は昨年の手代木中ティーガです。
 
Posted by 谷田部東中 at 01:45:05 on 2008/12/06
[閲覧(942)][コメント(2)]

 
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投稿者 スレッド
朝日中
投稿日時: 2008-12-6 17:29  更新日時: 2008-12-6 17:30
実践リード校
登録日: 2006-5-6
居住地:
投稿数: 260
 ロボロボ2008お疲れ様でした。
朝日中@技術担当です。

 レポートをわくわくしながら読ませていただきました。私も一緒に行っているかのような興奮を覚えました
 アイディアに目を向けたご指導がいかされていますね。確かにロボロボ2008には,秘められた多くのアイディアが,至る所に光っています。
 ベスト8に4チームが茨城というのは,これまたすごいですね!テクニカル賞も2年連続茨城です。アイディアが詰まっているからこそテクニカル賞がいただけたのかと!!そんなことをふと考えました。
 優勝チームを見ていないなんてきっと準決勝の余韻が熱かったのでしょう!!大変お疲れ様でした。

 
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投稿者 スレッド
ゲスト
投稿日時: 2008-12-6 19:06  更新日時: 2008-12-6 19:09
 Re: ロボロボ2008お疲れ様でした。
谷田部東中技術担当です。

早速のレスありがとうございます。昨年のロベルトブラックのBLOGレポートにはかないませんが,頑張ってみました。優勝チームがみれなかったのは,3位決定戦を同時にやらなければならなかったからだったりします。

もっと,互いのアイディアを見合う,披露しあう大会にできると関東大会ももっと楽しくなるでしょうね。
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