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ロボコン交流BLOG

TRCKロボコン協同学習のためのBLOG
2009-02-23
★ロボコン報告書最終審査結果授業の様子
信州大学の村松先生より,ロボコン報告書の部の最終審査の結果をいただきました。ここに掲載します。各報告書へのリンクもつけておきましたのでぜひみなさん,この機会にTRCK2008の表彰ロボコン報告書を閲覧ください!

受賞されたチームのみなさんおめでとうございます。賞状伝達式は運営計画の通り行いません。賞状は各校の担当の先生から受け取ってください。

以下に村松先生からいただいたコメントをそのまま列記します。
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最優秀報告書賞
Team Clost 押し出し機構の開発 〜スムーズかつ効率的な押し出しを求めて〜
阿見町立朝日中学校
TeamClost
コメント:
今回最も優れていたのがこの報告書でした。特に優れている点は4点です。1点目は,報告書タイトルです。このチームが技術的に何を追求したのかが,一発で分かるタイトルである点はぜひ他のチームも見習っていただきたい。2点目は,アイデアの検証が根拠に基づいて論理的に説明されている点。これは大人でもなかなかできないことです。3点目。戦法についての分析が,これも検証結果に基づいて論理的にされている点です。そして4点目がアイデアの連鎖が1枚の図で分かりやすく整理されている点です。この報告書に見られる根拠に基づいて論理的に説明できる力は,高校生や大学生だけでなく,社会に出てからも役立つ重要な能力です。

優秀報告書賞
アイテムをつかまない!!不思議なロボットの詳細
△弔ば市立谷田部東中学校
ロボロボ2008
コメント:
最優秀に近い優秀賞。アイデアの連鎖や各アイデアをレイアウトや表現を工夫し,読み手を意識して制作されている点は大変素晴らしいです。また,3Dの設計図も力作です。ロボットの仕様として動作時間や加速時間等のデータをしっかり取り記載している点は,他の報告書にはない優れた点です。中学生が制作する技術の報告書の一つの到達点になる報告書だと思われます。

優秀報告書賞
チーム小太郎 〜孤独な戦い?〜
△弔ば市立手代木中学校
小太郎 second
コメント:
この報告書が優れている点は,開発過程の各段階で,「利点」「欠点」「結論」の3つを図と共に短く要点的にまとめている点です。苦労した部分だけに,ついついいろいろ書きたくなりますが,読み手を意識し,ポイントだけに絞って明示するという方法は大変素晴らしいです。また,制約条件の中でメリットとデメリットを検討し,最適解を求めるのは,技術開発の最も基本的な姿勢です。また,最後に作り方を部品図の形で提示している点も良いです。後に続く皆さんの良い資料となるでしょう。

優秀報告書賞
THE HNB
△弔ば市立谷田部東中学校
HNB
コメント:
黒地を背景に,非常に綺麗なデザインが印象的な報告書です。報告してくれているロボット自体も,実に良く工夫されていますが,その開発プロセスがよく分かりました。特に感心したのは,連続写真の効果的な活用です。複数の連続写真のパターンを活用し,ロボットの動作を読む人に理解してもらう工夫は,他の皆さんも参考になるでしょう。

優秀報告書賞
ALL THAT Ωインダストリー
△弔ば市立谷田部東中学校
Ωインダストリー
コメント:
プロジェクトX風の表現が大変面白かったです。途中に効果的に挟み込んだ図と共に興味深く読ませてもらいました。たくさん取った特許の説明が丁寧かつ分かりやすくされていました。アイデアの良かった点だけでなく,失敗もしっかりと記述している点は,大いに参考になるでしょう。こうした使えなかったたくさんのアイデアの積み重ねの中から本当に優れたアイデアが生まれてきますね。

優秀記録賞
H2O報告書
△弔ば市立豊里中学校
H2O
コメント:
この報告書は図を大変効果的に使っている点が素晴らしいです。全体の雰囲気やイメージを伝えるには,写真は適しますが,機構などの仕組みを明確に伝えるのは図やイラストのように余分な情報を取った表現方法が適しています。図中に説明文を入れながら,丁寧に説明している点は,今後取り組む皆さんの参考になるでしょう。

優秀記録賞
クロス・ギア
△弔ば市立谷田部東中学校
クロス・ギア
コメント:
写真と説明をうまく組み合わせ,ロボットのアイデアを分かりやすく説明している点が優れています。かかる力と時間など,しっかりと実験を行い,その結果をグラフとして提示している点は素晴らしいです。現実の技術開発も,単に作るだけではなく,このようにデータを取り,分析することは基本です。後半のストーリー仕立ての開発プロセスの紹介もユニークな表現方法で,楽しく読ませていただきました。


全体的なコメント
全体に昨年よりもレベルが上がった印象を受けます。特に感心したのは,「なぜそうなったのか」を,根拠にもとづいてきちんと説明する力,いわゆる論理的に説明する力が伸びてきた点です。最優秀賞の「TeamClost」はその点で特に優れていました。論理的に説明する力は,高校生や大学生だけでなく,社会に出て働き出してからも大変必要とされる能力です。2点目は,「小太郎 second」に見られたように,要点をコンパクトに伝える報告書が出てきたことです。人にものを伝える場合,大抵は時間や分量が限られています。そうした限られた中で,効率よく的確に自分達のアイデアや取り組みのポイントを表現することも,論理的な説明と共に大変重要なことです。3点目は,多彩な表現力です。「H2O」の図の表現や「ロボロボ2008」,「HNB」などは図や連続写真等,昨年以上に高度な表現力を示してくれました。これ自体がアイディアの連鎖の成果かと思います。これからの報告書制作に大いに参考になるでしょう。
 今回表彰を受けた報告書は,他の中学生だけでなく,私が教えているような大学生においても,学ぶことが多いと思われます。それだけ充実した報告書が増えてきました。報告書を仕上げるまでの皆さんの取り組みに改めて敬意を表します。
 これから中学生になっていく子ども達は,全ての教科において,こうした報告書のように自分の考えを的確に表現する力が求められてきます。皆さんはそれを先取りし,学び,身につけつつあります。この学習を通し,技術の面白さ,素晴らしさを実感するだけでなく,それを伝える面白さにも気がついてもらえたらうれしい限りです。指導していただいた各校の先生方に感謝しつつ,今後の皆さんの活躍を祈念いたします。

村松浩幸(信州大学教育学部)
Posted by サイト管理者 at 04:20:46 on 2009/02/23
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